ノルウェーのミスコンのひとつであるミス・ノルウェー (Miss Norway 2010)。ファイナリストのひとりであるカリタ・ハウグルド(Carita Haugrud)にノルウェーに幅広い世代で人気の小麦肌事情について聞いてみました。彼女にとって小麦肌はどのような意味を持っているのでしょう。
美容師としていて働いていて、時にモデルとして仕事をする時もあるわ。いずれスタイリストになりたいと思っているの。
元々は白い肌なんだけど、最近南のほうに旅行に行って日焼けをして帰ってきたのよ。普段は2週間に1回はタンニングサロンに行って、顔の部分にはタンニングスプレーも使っているわ。
クールで肌が守られているような感じがするわ。自分にも自信がつくし、心地いいわね。タンニングサロンに行って体の部分をもう少し焼きたいかなぁ。
小麦肌の男性は本当にかっこよくてステキね!でも、調子に乗って真っ黒になっちゃったりするのはダメよ。丁度よく日焼けしたような色の肌がチャーミングだわ。
面白いテーマね!人間ってやっぱり自分が持っていないものを求めてしまうのかしら。私はシミのことは考えたことないわね。むしろシミは少しくらいあったほうが、かわいいと思うわ。確かに紫外線を浴びすぎたら肌に良くないかもしれないけど、一定量の日差しは大歓迎よ!だって、精神的にも肉体的にもポジティブな効果ばかりじゃない。
結局は自分が本来持っている肌の色に満足できたら一番いいわよね。小麦肌でも美白肌でも、憧れが強すぎて、気にし始めたらストレスになっちゃうこともあるでしょう?今の自分に“HAPPY”であって欲しいわ!どんな色の肌でもあなたは美しいのだから!
今回のインタビューで驚いたことはカリタがタンニングスプレーとタンニングマシーンを両方利用していたことです。顔はスプレーで色を調節しながら毎日変化を楽しみ、体はサロンで焼いているとのこと(自分で体をスプレーしてもうまく均等に小麦色にならないあるため)。写真2枚目はカリタが利用しているタンニングスプレーSHADOW TANS
カリタの肌の色を見て、「すごい焼けてる!」と思いましたか?彼女のこの肌の色はノルウェーでは意外と普通。もし、「私の肌は雑誌のモデルや、ほかの友だちみたいに白くない・・・」と気にしていて、一生懸命白いファンデーションや美白化粧水を使用している人がいたら・・・。この記事を読んで少し考え方を変えてみていただけたら嬉しいです。日本で多くの女性たちがコンシーラーなどでシミを隠そうとしている時、北欧・ノルウェーでは女性たちが肌を茶色くみせようと試行錯誤し、こんがり焼けた肌を大胆にアピールしているんですよ。
【ライター/鐙 麻樹】